伊藤 要子 愛知医科大学医学部泌器科准教授が指導するHSP入浴法です。
お風呂の湯温を測る温度計と舌下で測る体温計を用意し、42℃に沸かした
お風呂にふたを置き、湯温を下げないようにして、42℃のお湯に途中で休んでも
いいので合計10分入浴(40℃のときは20分、41℃のときは15分。舌下に入れた
体温計が38℃くらいになるのを目安に)。
入浴後は体を冷やさないようにトレーナーやサウナスーツを着て10~15分保温。
入浴前後に300~500mlの水分補給をお忘れなく。週2日この入浴法を行う。
HSP入浴法は週に2日がベストで、4~5週間続けると慣れが出て
ヒートショックプロテインが下がってしまいますから、1~2週間中止してから
再開します。
HSP入浴法で新しいコラーゲンの生成が活性化し、酸化ストレスから体を守り、
老化スピードも遅らせます。また、たるみの一因は筋肉の衰え(筋萎縮)ですが、
マイルド加温はたんぱく質量を増やすことで、筋肉の減少も抑制します。
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